新JAについて

組合員の意思を反映した事業展開と地域貢献をめざし
新JA「黒部市農業協同組合」が誕生

 黒部農協と黒部市信用農協が合併し、2月1日、黒部市農業協同組合(愛称・JAくろべ)が誕生しました。近年、農業や農協を取り巻く状況が急速に変化するなかで、組織と経営基盤を強化し、農業の振興と組合員や多様化している利用者の負託に応えるため、両農協で協議を重ね、本年1月に富山県知事の認可を受けて合併しました。
 新農協の正・准組合員数は10,632名、貯金高は994億6,800万円(2月1日現在)
 合併については昨年の総代会において、「JAを取り巻く環境の変化に対応できる経営をめざし、新たな合併構想に向けて協議・検討に入る」との決議を受けて、役職員による合併推進協議会、合併専門部会の協議を経て、昨年9月の臨時総代会で合併の承認を受けました。
 発足当日である2月1日、午前中に組織役員会を開催し、新農協の組織機構と執行役員等を正式に決定しました。
 役員の定数は、2月から4月の第1回通常総代会までは理事28名、監事9名とし、本年4月と平成31年の改選で定数を順次削減することが決定しています。
 組織役員会で決定した執行体制は次の通りです。

代表理事組合長(常勤) 福島 孝
副組合長(非常勤)    森丘 芳郎
専務(常勤)        平野 正義
常務(常勤)        西中 武之 川㟢 俊一
代表監事(非常勤)    中谷 三嗣
常勤監事          伊東 紘一

 また、新農協は1室5部14課、6支店3営農支援センターとしてスタートします。
 午前10時からの合併発足式では、福島組合長ら役員のほか、堀内黒部市長、木島市議会議長、穴田農協中央会会長らが本店前でテープカットし、新JAの誕生を祝いました。
 午後の合併祝賀会には来賓や関係者162名が出席。平野専務が合併までの経過を報告した後、福島組合長が挨拶に立ち、「これまで黒部農協と黒部市信用農協を支えていただいた組合員や地域の皆様と、合併に至るまでご指導とご協力を頂いた関係機関の皆様に感謝申し上げます。厳しい環境と課題が山積する中ではありますが、合併効果を生かし、また、改善すべきは改善し、JA利用者の満足度と信頼性を高めてまいります。今後は、農家組合員の意思を反映した事業を展開し、地域の安全・安心・活性化に貢献できる地域に密着した農協づくりに役職員が一丸となって努力を重ねてまいります」と抱負を述べ、来賓・JA関係者で合併のスタートを祝いました。




黒部市農業協同組合 組織機構
平成28年2月1日



JA綱領
わたしたちJAのめざすもの


わたしたちJAの組合員・役職員は、協同組合運動の基本的な定義・価値・原則(自主、自立、
参加、民主的運営、公正、連帯等)に基づき行動します。そして、地球的視野に立って環境変化
を見通し、組織・事業・経営の革新をはかります。さらに、地域・全国・世界の協同組合の仲間
と連携し、より民主的で公正な社会の実現に努めます。
 このため、わたしたちは次のことを通じ、農業と地域社会に根ざした組織としての社会的役割
を誠実に果たします。
 わたしたちは、
一、地域の農業を振興し、わが国の食と緑と水を守ろう。
一、環境・文化・福祉への貢献を通じて、安心して暮らせる豊かな地域社会を築こう。
一、JAへの積極的な参加と連携によって、協同の成果を実現しよう。
一、自主・自立と民主的運営の基本に立ち、JAを健全に経営し信頼を高めよう。
一、協同の理念を学び実践を通じて、共に生きがいを追及しよう。




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「みずほ」 No.501
平成28年2月
発行:黒部市農業協同組合
〒938-0042
富山県黒部市天神新210-1
TEL(0765)54-2050
FAX(0765)54-4334
編集:みずほ編集委員会